履歴書作成のポイント
履歴書に貼る写真はもちろん専門店や自動撮影機で撮影した証明写真です。
プリクラや携帯のカメラで撮った写真は絶対に貼ってはいけません。きちんとスーツを着て、染めていない髪色、社会人らしい髪型で、明るい表情の写真を撮りましょう。
文字がずらっと並んだ履歴書の中で、写真はとても目立ちますし、採用担当者が履歴書上で最初にチェックするのも写真です。面接を始めるときに、より良い第一印象を持ってもらえるよう、ぜひ丁寧に準備してくださいね。

職歴とは
履歴書の職歴欄には、正社員として働いたことがある企業の名前とその期間を記入します。勤務したのが1ヶ月未満だったとしても、漏れ無く記載しましょう。
パートやアルバイト、契約社員での職歴を記入する場合には、「パート勤務」「契約社員として入社」など、一言添えるようにします。職歴が多くて履歴書に書ききれない場合は、勤務期間が分かるように短縮して書くか、職務経歴書を別途準備しましょう。
履歴書提出前のチェックポイント!
黒のボールペンで記入しましたか?
履歴書を手書きする場合は黒、もしくは濃紺のボールペンを使います。下書きをした場合は提出前に消しゴムで丁寧に消しましょう。
字は丁寧に読みやすく書きましたか?
急いで書いた字、雑に書いた字はひと目で判断できてしまいますし、当然面接官からの印象が悪くなります。面接当日だけではなく、準備をする時から本気で取り組んでくださいね。
修正液・修正テープを使わずに作成しましたか?
間違った箇所を修正テープなどで消すのはマナー違反にあたります。万が一書き損じてしまった場合には、新しい用紙に最初から書き直すようにしましょう。また、事前に履歴書の用紙は受ける企業の数よりも多めに用意しておいた方が安心です。
誤字・脱字、言葉の使い間違いはありませんか?
履歴書を書き終えたら、隅々まで見直しをしましょう。面接担当者が間違いに気付いた場合、注意力に欠ける人だと思われてしまうかもしれません。
経歴をうやむやにしたり、嘘の内容を記載したりしていませんか?
当たり前のことですが、経歴に不利な部分があったとしても嘘は絶対についてはいけません。後から経歴詐称が判明した場合、内定取り消しの原因になることもあります。
書いた内容について、面接で質問されても答えられますか?
多くの場合、面接は履歴書を見ながら進みます。どの部分について聞かれても答えられるように、書いた内容はきちんと覚えておきましょう。コピーをとっておくのも有効です。
履歴書をコピーして複数の院に出していませんか?
手書きの履歴書をコピーして提出するのは失礼にあたります。パソコンで作成する場合も、志望動機は面接を受ける職場に合わせて考え、全く同じ内容で提出しないようにしましょう。
私服で撮影した写真、証明写真以外の切り抜き、プリクラを貼っていませんか?
履歴書の写真として使用できるのはスーツ姿で撮った証明写真のみです。枠からはみ出したり剥がれたりしないように、きちんと貼って提出しましょう。
履歴書記入例
大切なのは字を綺麗に書くことではなく、丁寧に書くことです。最後まで走り書きにならないよう意識して、一文字ずつしっかり書きましょう。
書き損じた場合は修正テープを使ったりごまかしたりせず、新しい履歴書に書くのが基本です。

学歴
記入欄の1行目中央に「学歴」と書き、その次の行から書き始めます。
通常、中学校卒業から書き始め、高校・大学・専門学校の場合は入学と卒業両方の年月を記入します。まだ卒業していない学校については卒業予定の年月を書き、「卒業見込み」と書きましょう。
学校名と「入学」「卒業」の間は少し離して書くと見やすい履歴書になります。
職歴
学歴と同じように中央に「職歴」と書き、次の行から書き始めます。
正式な会社名と、入社・退社した年月、その理由を書きましょう。「「一身上の都合により退社」と書くのは自己都合で退職した場合です。勤務先が閉院したなどやむを得ない理由の場合は「会社都合により退社」と記入します。

免許・資格
持っている資格の免許を取得した年月を記入します。取得予定の資格の場合は、学歴と同じように「取得予定」と書きましょう。
その他、自動車の運転免許や、特にアピールしたい資格を持っている場合も、この欄に記入します。